パパがやいたアップルパイ(ローレン・トンプソン文)


パパがやいたアップルパイ パパがやいたアップルパイ

これはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイです

 

これはあかくておいしいりんごです

りんごはパパがやいたあまくてつあつアップルパイになりました

 

これはねじれてたくましいりんごのきです

きはあかくておいしいりんごをみのらせて

りんごはパパがやいたあまくてあつあつアップルパイになりました

「つみあげうた」の絵本です。

「つみあげうた」とは、文章を後からつぎたしていく言葉あそび。

この本では、パパがやいたアップルパイがどこからはじまっているか、追っていきます。

りんごは木にみのり、木は大地に根をはり、根は雨水を吸い上げ…最後には地球規模の大きな視点になっていきます。

The Apple Pie That Papa Baked

原文タイトルは「The Apple Pie That Papa Baked」。訳が難しいであろう「つみあげうた」ですが、谷川俊太郎さんがすばらしい訳をつけています。

原文とみくらべると英語と日本語の修飾語の形の違いがわかり、子どもの英語教育にも一役かってくれそう。

言葉の面白さはもちろん、この本は絵もとてもいい。クラシックな印象の茶色・生成り・黒・赤だけで描かれており、あたたかみがあります。

言葉がないページが2ページ続くこともあります。どのページも躍動感があり細かい部分まで丁寧に描かれているので、ページにこめられたストーリーを想像して子どももワクワク。

3歳くらいから、小学生まで楽しめる本です。

最後のページを読み終わるころには、もう頭のなかがアップルパイのことでいっぱいになってしまいます。

そんなわけで、先日の息子の誕生日のリクエストは「アップルパイ」になりました。(時短のため、アップルミルフィーユになってしまいましたが、次回はあつあつを焼きたい!)

記事:手はかけず、心を込めて、誕生祝い(アップルパイ)