フランス子育て日記:読書ごっこ


今日は、水曜日。子供は幼稚園がお休みのため、いつもよりもちょっとゆっくり起きて、朝ごはんです。

えーと、今日は何してあそぼっか?晴れてるからお散歩に行く? 

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今、わが家で流行っている遊びといえば。

5歳半の娘は、断然キックボード。

最近買ってもらったばかりなのに、もうすいすい乗りこなしています。

子供って、どうしてなんでも、すぐ上達するんだろう。いいなあ。

毎日マンションの敷地内の道で、キックボードを乗り回す娘。ブレーキも上手にかけられるようになりました。 

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3歳半の息子は、とにかく車。

ぶぶうーと、ずっと走らせています。息子の中ではきっと、自分がそこに乗っているはず。

男の子には、こういう遊びをする遺伝子が、あらかじめ組み込まれているの?

私自身は、車で遊んだ記憶はないし、娘もやってなかったのに。本当に 不思議です。 

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遊びと家事がひと段落したら、私は自分の本をもって、おもむろにソファに座ります。

ママ何するの?と子供。これから、読書ごっこだよ!と私。子供も自分の本棚から、絵本を持ってきて、となりにくっついて座ります。

私が本を読む、そのとなりで子供が本を読む。これが「読書ごっこ」です。もしかして手抜きだと思いました?いいえ、 これは意図してやっています。

江國香織さんの本にもありますが(注1)「ごっこ」とつくだけで、それぞれする読書も楽しい遊びになります。

子供が赤ちゃんのときには、絵本は毎日読んでいましたが、自宅で自分の本を読む時間なんて、まったく取れませんでし た。

育休が明けて、出社するときの電車で、久しぶりに読んだ自分の本!その時読んだのは、谷崎純一郎の「細雪」でした。

大好きで、何度も何度も読んで、もうぼろぼろになった文庫本。あー私、こんなに本を読むことに飢えてた?とびっくり しました。

子供にも、本の世界に自分がすうっと入っていく感覚を、知ってほしいと思います。環境って大きい。本を読む環境があれば、子供も自然に本を求めるようになります。

だって、ウインタースポーツの選手が、圧倒的に北国に多いのは、環境のなせる業ですよね。

そうそう。私が料理をするときには、キッチンに椅子を置いて、そこで子供に本を読んでもらっています。

このとき、ちょっと本人には簡単すぎるくらいのレベルの絵本を選ぶのが、コツ。自信をもって、堂々と朗読してくれます。

これも、わが家では大事なお手伝いのひとつです。 

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