2015年2月12日
フランス子育て日記、いつかまた!
2013年から1年以上連載を続けてきました「フランス子育て日記」、前回の更新で一旦終了となります。 …
Kotonoca
風通しのいい暮らしを。コトノカ。
先日、パリに行ってきました。
パリをお散歩・・・とは言っても、底冷えのする、冬のパリの街。あまり長時間、子供と一緒に外を歩き回ることはできません。
きりっと引き締まった空気は、痛いくらいです。
ノートルダム大聖堂から、セーヌ川沿いを歩きます。
ノートルダムは、正面よりも川沿いから見たほうが素敵なのを、ご存知でしたか?
有名なゴシック様式のバラ窓も見えます。
そして今回は、オルセー美術館に行ってきました。
リニューアルされた5階の印象派フロアを中心に鑑賞。大好きなモネを堪能できた、素晴らしい展示内容でした。
一方、子供には、まだ絵画鑑賞はなかなか難しい様子です。展示されている絵より、外の景色に興味がいったりも。
見て見てーと言われて子供の呼ぶほうへ行ってみると、ほんとだ!モンマルトルがきれいに見えました。
確かに、作品の背景を知っているからこその作品理解など、これから成長するにつれて、知識を増やしていくことですよね。まだちょっと早かったかな。
でも、モネの描いたノートルダム大聖堂の連作を見ていたときのこと。
「ここ、さっき行ったよ、知ってる!でもこれはさっきと色が違うね、ピンクだね」と気づいた娘。
そうそう、興味の発端はなんだっていいんです。自分の知っている世界から、少しづつ外の世界へ。
興味をどんどん広げてほしいと思います。
オルセー美術館は外観も一見の価値があります。
もともと駅舎だったこの建造物、各地の地名が彫刻されています。わが家が住むナントの表記もあり、ちょっとうれしい発見でした。
もう少しあたたかくなったら、またパリの街に、お散歩に行こうね。