2014年2月11日
もうすぐ確定申告:2 医療費控除のやり方
連載でお届けしている確定申告の話。今回は医療費控除の大まかな流れのご紹介です。 この記事は連載の一部…
Kotonoca
風通しのいい暮らしを。コトノカ。
今日のテーマは、「生涯学習ってなんだろう」。
社会に出てからも、定期的に学びの機会をつくり、日々の生活に活かす。私の周りにも、そのような人が数多くいます。
もくじ
フランスでは「l’education permanente」(恒久的な学習)。英語で「lifelong integrated education」(一生の総合的な学習)と呼ばれています。
「生涯学習」という言葉が、最初に大きく定義されたのが1965年くらい。日本でも1980年ごろから、国が本腰を入れました。
2006年に改正した「教育基本法」では、 教育の根本にあるものとして「生涯学習の理念」が規定されています。
自分の好きな分野の本を読むのも、立派な生涯学習。気負いはいりません。
加えて、一緒に学ぶ仲間や先生がいると、励みになりますし、楽しい。そういう場に積極的に出ていくのもおすすめです。
そして上に書いたように、国が生涯学習を積極的に支援しています。それをうまく活用しちゃいましょう。
市区町村の「生涯学習センター」では、いろいろな講座を開催しています。
また、音楽室や体育室。会議室など、サークル活動などのための活動場所も提供しています。
公設なので、無料の講座も多く、場所の貸出も、市民であれば安価なことが多いようです。
キャリアアップのために大学で学ぶ。そんな社会人も増えてきました。
インターネットで授業を受け、スクーリング(通学)は不要。そんな大学も増えてきています。
ただ、大学で本格的に学ぶとなると、お金も結構かかります。
もう少し気軽に学びたい。そう考える人向けに、多くの大学が、オープンカレッジを用意しています。
面白そうな講座がたくさん用意されていますので、ぜひお近くの大学を調べてみてください。
最近は、企業主体の「大学」もあります。
自由大学:廃校をリノベーションした世田谷ものづくり学校がメインキャンバス。生徒が企画を提案して、講師になることもできる。
丸の内朝大学:その名の通り、朝の出勤前を充実した時間にしよう、という大学。
東京にしがわ大学:多摩地域をフィールドに、街をキャンパスに見立て、だれでも参加できる学びの場を提供。
新聞社や放送局などがカルチャーセンターを主催しています。たとえば、NHK文化センターやよみうり文化センター。
一般企業ではユーキャンなども有名ですね。
費用は講座によってまちまちですが、2〜5万円くらいが多いようです。
社会に出てから、学ぶことの大切さに気がつくこともありますし、人との出会いによって好奇心が刺激されることもあります。
そんなとき、「学生時代こうしておけば」と後悔するのではなく、これから学べることがたくさんある!とワクワクする。
そうありたいと思います。なかなか難しいですが。
さて、次回は少し範囲を狭めて、通信大学についてご紹介する予定です。