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こすずめのぼうけん:ルース・エインズワース作


お友達からいただいた絵本。

こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)

こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)

1977年に発売された本。
私が生まれた年です。30年以上も長く愛されているのですね。

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お母さんと飛び方の練習中のこすずめ。
ちょっとうまく飛べたので、嬉しくなってしまい、
お母さんからどんどん離れて飛んでいってしまいました。

疲れたので羽根を休めたいとおもって
色々な巣の住人に声をかけるけれども
仲間だと認めてもらえず、巣に入れてもらえない。

つかれたこすずめの前にあらわれたのは・・・?

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少し長めの絵本です。いただいたお友達からも、
「まだ少し早いかな?」と言われたのですが、
いえいえ、息子、夢中になって何度も読んでいます。

特に、「おまえさん、かあかあかあって鳴けるかね?」
「いいえ、ぼく、チュンチュンチュンてきり言えないんです」
というようなやり取りが大好き。

「カーカーカー!!」と、こすずめのかわりに鳴いています。

子どもの無邪気な好奇心と、それを見守る母。
派手ではないけれど、決して途切れることのない、
親子の愛情とつながりを感じられるお話。

3歳くらいの子が特に喜ぶ絵本だと思います。

この本は、ルース・エイズンワースさんの作品を
石井桃子さんが訳をし、堀内誠一さんが絵をかいたもの。

堀内誠一さんは、人気のある絵本「ぐるんぱのようちえん」
の絵をかいた方でもあります。

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

そして、雑誌アンアンのアートディレクションをしていた方でもあります。
多才ですね〜。

堀内誠一 旅と絵本とデザインと (コロナ・ブックス)

堀内誠一 旅と絵本とデザインと (コロナ・ブックス)

そして、石井桃子さん。
くまのプーさんや、ピーターラビットシリーズの訳も手がけている
大御所の大御所です。

石井さんの訳は、本当に美しい。
美しい日本語ってこういうことなのだ、と
何度も読み返すたびに思います。

子どものころに触れる絵本は、こういうものがいい。
そして、こういった良書がたくさん残っていることも
絵本というジャンルのいいところだなと思います。

石井さん作のこの本もおすすめです。

ちいさなねこ(こどものとも絵本)

ちいさなねこ(こどものとも絵本)

ちなみにこの本は1967年発売。
なので、絵本の中にでてくる自動車もとてもレトロで
それがまた味わいがあって素敵。

これもそういえば、無邪気な子猫とお母さんのお話でした。
こういった親子の形は普遍的なテーマなのでしょうね。