フランス子育て日記(番外編):パリの女は産んでいる


今週水曜日からはじまりました、フランス在住・のぞみさんによる 「フランス子育て日記」、ご覧いただけたでしょうか。

雪のスプレーで松ぼっくりをデコレーションするアイデア、素敵でしたね。

Amazonで調べてみたところ、気軽にデコレーションできるスプレー、 たくさんありました。窓に吹き付ける用の台紙などがあったり、 一本あると一気にクリスマスの雰囲気が味わえそうです。

パウダースプレー「すりこみくん」ホワイト スノースプレー用型紙 (A2) スノーマン

「クリスマス休暇」というのは、ヨーロッパでは一般的。

コトノカの布や商品をつくってくれている、リトアニアの工房も、今日20日から来年の1日まで、クリスマス休暇で11日間お休みです。

羨ましい!と思いますが、逆に日本のようなお正月休みがないので 2日から働きはじめます。

お互いの休みを考えると長く連絡がとれなくなるため、ヨーロッパとのやりとりは12月初旬には終わらせる、 というのが鉄則です。

 

さて、フランスウィークになった今週のブログ。 フランスの子育て事情に興味がわき、 図書館で借りてきた本をご紹介します。

パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由

パリの女は産んでいる―“恋愛大国フランス”に子供が増えた理由

2008年に発売されて、当時結構話題になった本です。ご覧になったことがある方もいるかもしれません。

日本でも話題になることが多い「合計特殊出生率」。 1人の女性が一生に産む子どもの平均数のことです。

2012年、日本では1.41に回復した、というニュースがありました。一方、フランスでは4年連続で2を上回り、注目されています。

フランスの出生率が高いことについては、社会保障制度や保育施設、 文化的背景など様々な意見があります。

この本の視点で面白いなと思ったのが、 フランスの女性の出産後のメンタリティを支え、 女性を産む気にさせている、ということ。

例えば帝王切開のときに、縦ではなくビキニを着た時の見栄えを考え、横に切るのが一般的、と紹介されていました。

フランスでは、女性は生涯現役、という意識が強く、出産したからもうおばさんだわ、、というような意識は低いそうです。

ママになっても、シッターさんに預けて夫婦でデートということも珍しくはないとのこと。

離乳食など、育児に関してもほどよくいい加減で、 日本よりも大人中心というリラックスした考えも、「産む気」にさせる要因の一つと書かれていました。

その中でも私がとても興味深かったのが、 「国家負担の産褥体操」という章の話。

「出産は複雑骨折したようなものだから、 産後1ヶ月はゆっくり過ごさないと、のちのちに響くよ!」

そんな話は日本でもよく言われています。

でも具体的にどうするの?というと 「安静にする」くらいの受け身のことしか思いつきません。

でも、フランスでは産後のリハビリとしての産褥ケアが、10回程度まで保険負担でできるそうなんです。

具体的には、お腹の引き締め/ペリネケア。 ペリネケアとは、「会陰」と呼ばれる部分。 骨盤あたりの筋肉と臓器のすべてを支えており 、「骨盤低筋」とも呼ばれるそうです。

私自身は産後、育児でてんてこまい。自分のことを顧みる余裕はありませんでした。

でも、この時期に自分の身体を大切に考え、積極的にケアする。それが引き続き女性として生きていくためのパワーとなるのかもしれないなあ、と感じました。