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フランス子育て日記、はじまります


先日、フランス在住の友人に、子育て環境についていろいろと質問をする機会がありました。

きっかけは、コトノカで人気の「スリーパー」。

スリーパー

ヨーロッパ、特にフランスでは「Gigoteuse」という厚手のスリーパーが、産院で推奨されるほど一般的に普及しています。

その寝具の特徴から、生活様式などが日本とは ずいぶん違うのだろう、と感じていたからです。

Gigoteuse とは?

スリーパーに似たベスト型の寝具。中綿入りの厚手のものが主流。 足元部分はしっかりと閉じられているものが多く、 キャンプの寝袋をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

でもこのアイテム、日本でそのまま使うには難しいように思えました。

一般的なGigoteuseの形をみると、 おむつ替え・授乳などで、夜中頻繁に赤ちゃんの世話をするには不便なんです。

それで、フランスのあかちゃんの睡眠事情について興味がわき、友人に質問してみたのでした。

しばらくして、なるほどと思える回答をもらいました。 (友人の個人的な回答ですので、 フランス人、フランス在住の方でも、違う意見もあると思います。)

母乳ではなくミルク

フランスでは母乳育児が日本ほど推進されていなく、 完全ミルクが多いそうです。

また、 夜間に赤ちゃんが起きないように、ミルクに細かいシリアル状のものを混ぜて与え、腹持ちをよくすることも。

なので、夜寝かしつけ(おやすみと言って部屋を出る)のあとは、 基本的には赤ちゃんは1人で朝まで寝ます。

大人の時間も大切にする国ならでは、とのこと。

だから厚手で1枚で布団の役割を担うGigoteuseが 便利なのでしょうね。

おむつ替えの頻度が少ない

そのため、夜のおむつ替えも日本ほど頻繁ではありません。だから足がすっぽりくるまれた形でも問題ないそうです。

これは私の意見ですが、目を離す時間も多いので、布団より、より窒息の可能性の低いGigoteuseが普及しているのかもしれません。

気候や家のつくりが違う

フランスは、二重窓とセントラルヒーティングが普及しています。 各部屋の壁にパネルが付いていて、家中があたたかいそうです。

そのため、Gigoteuseが気候にもあっていて、それだけでも寒くないそうです。

スリーパーとGigoteuseの違いからはじまった疑問でしたが、 育児の睡眠環境ひとつとっても ずいぶんと違いがあることに驚きました。

そして、この話をきいてから、フランスの子育てに関する本を何冊か読んでみました。 さらにいろいろとフランスの子育てについて知りたくなりました。

日本で今常識とされていることが、ひとたび国を出ればそうではない、という事実。

特に毎日、目の前の子どもに向き合って子育てに必死な時期には、そんな「多様性」を知ることで、すこし気楽な気持ちにもなれるように思います。

そこで、コトノカでは、この友人に 「フランス子育て日記」としてブログの連載をお願いすることにしました。

はじめての試みですので、スタッフもわくわくしております。

今週の水曜日から週1回くらいのペースで更新予定です。 お楽しみに!