2014年2月11日
もうすぐ確定申告:2 医療費控除のやり方
連載でお届けしている確定申告の話。今回は医療費控除の大まかな流れのご紹介です。 この記事は連載の一部…
Kotonoca
風通しのいい暮らしを。コトノカ。
あかちゃんの心肺蘇生法(その2:なぜ必要か)の続きです。
心肺蘇生法を一般のパパママでも知っておく必要がある、ということが納得できたところで、実習の時間になりました。
実習は、DVDを観ながら練習できるセルフトレーニングキットを使用。基本的に、乳児も幼児も大人も、心肺蘇生法の流れは同じです。
今回習った大まかな流れを書いてみます。細かい部分のニュアンスが伝わりにくいと思うので ぜひ、映像をみたり実習を受けてみてください。
また、講習によって少し方法が異なることもあるようです。(消防庁や、日本赤十字社では、「幼児安全法」などで講習を実施しています。)
1)声をかけながら足の裏をたたく 「○○ちゃん!○○ちゃん!」
2)119番を呼ぶ、AEDが近くにあるようであれば、AEDを持ってきてもらう。
この時、周りに人がいる場合は、誰に何をやってほしいのか、具体的に指示する。これが大切です。
指を差し、「あなた、救急車を呼んでください」「あなた、AEDを持ってきてください」と伝えます。
これは以前、消防署に依頼をして、ママグループで講習を受けたときにも言われたことです(記事) 。
混乱した場では、具体的に行動指示がないと、誰も動けないことが多いそうです。
3)胸とお腹をみる
ポイントは「呼吸をしているかどうか」。 脈があるかどうか、の判断は素人には難しいのでおこなう必要はないとのことです。
4)心肺蘇生法開始
A:胸骨圧迫(心臓マッサージ)を30回 + B:人口呼吸を2回
このA+Bを、AED到着または救急隊員到着まで繰り返しおこないます。
どちらもおこなうのが理想ですが、どちらか一方ということなら胸骨圧迫を必ず行うとのことでした。
乳児の場合は、指2本を使います。 乳頭を結んだ線上よりやや低い位置を「強く・速く・絶え間なく」圧迫します。 圧迫の深さは胸の1/3が沈む程度。
1/3というのは、こんなに?と思うくらい深いので、強く押す必要があります。
乳児の場合は一分間に100~120回。大人に比べてペースも早いです。
額をおさえ、顎をささえ、気道確保をします。 この時、気道を邪魔しないように首には触れないように注意します。
鼻と口をしっかり覆って、息を吹き込みます。 胸があがるのを確認。そして胸がもとに戻るのも確認して2回おこないます。
乳児をかかえたまま、うつ伏せにして肩甲骨の間を5回たたく(頭は少しさげた状態)。
それでも出てこない場合は、 乳児をかかえたまま、仰向けで胸骨圧迫と同じように5回圧迫します(頭は少しさげた状態)。
これを「異物が取れるまで」または「反応がなくなるまで」おこないます。 反応がなくなった場合は急ぎ、心肺蘇生にうつります。
参考: AEDとは?
自動体外式除細動器と呼ばれ、 最近はショッピングセンターなどにも置かれていることが多いです。 小型の器械で、電極のついたパッドから自動的に心臓の状態を判断して、 電気ショックを与えるうなど、機械が指示してくれるものです。