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ばあばの歌


息子3ヶ月のころの写真です。

昨日、実家の母から電話がありました。

どうしたの?と聞くと、歌を歌いたいと。

先日、仮面ライダーの歌が好きでよく歌っている
という話をしたところ、一所懸命に覚えたというのです。

スピーカーホンにして、息子に聞かせました。

「まじっか まじっだ まじっで しょう たーーーいむ」
からはじまり、ところどころ音程が違うところや、へんな言い回しはあったものの
1番の歌を全部歌いきりました。

私は感動しました。
その話をしてからまだ1週間もたっていないというのに、
一生懸命歌をおぼえた母。

ばあばすごいね〜〜と息子にふると
「あんまり うまくないねぇ」

「え? なになに〜?」
と歌い終えた達成感でウキウキの母にそのまま伝えてよいものか迷いました(笑)

+++

父方も母方もとにかく、祖父母は孫のことをかわいがってくれます。
もちろん、私も夫も親ばかにくらいかわいがっています。

そのためか、「かわいいね〜」「だいすきよ」と言っても
クールな反応が多くなってきた息子。

こんなにも愛情を受けられることを当たり前だと思わずに、ちゃんと感謝しなさいな
といいかけて、少し考えました。

ふかふかの愛情の中、それが当たり前と思って育つというのは、
なかなかいいことなのではないだろうか、と。
そして、そこから生まれるのは甘えではなく、自尊心や自己肯定感なのだろうと。

夫との話の中で
「ちょっと甘過ぎかなぁ、もっと厳しさも教えたほうがいいんじゃないかな?」
なんて話をすることがあるのですが、

私たちがわざわざ厳しい状況を設定しなくとも、この先、外の世界が広がっていく中で、
否応無しにギャフンと言わされる局面や、つらい場面もあると思います。

そういうときに、反撃したり、耐えたり、心傷ついたりしながらも
ベースに自分が好きであるという自己肯定の気持ちがあると、
救われる部分もあるのではないかと。

厳しさに慣れることで、厳しさを乗り切るのではなく、
愛情と自信をもつことで、強くなる。
理想論かもしれませんが、そうありたいなと思うのです。

ただ、息子はスーパーで、人間違いをするだけで
(例:ママと思って足に抱きついたで別な人だった)
心が折れて、ヨヨヨと涙をにじまるくらい、うたれ弱い男でもあり
本当にこれでいいのかしら、と自問自答したりすることもあるのが本音。

男の子ということもあり、男の世界を生きる上での
さじ加減がわからないというのも正直あります。

まあ日々、子どもの姿をみながら考えていきたいと思っています。

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ちなみに、電話を切ったあと改めて「ばあばの歌、どうだった?」と聞くと、
「かっこよかったねぇ」 と言っていました。
次回会うときには一緒に歌えるといいね。