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戯曲


gikyoku
先日、お誘いを受けてとある戯曲を読む会に参加をしてきました。

戯曲とは、演劇のために執筆された脚本や、
そういった台本の形で書かれた作品のことです。

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太郎 (短い間)それは人のことだ。僕たちのことではない。
花子 それはそうだけど、でも・・・(後ろを振り返る)

静寂。鳥がとびたつ。
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こんな感じです。

私自身は劇で演じた経験もありませんし、
その劇作家のことも初めて知りました。

だから、そんな私が参加しても場違いではないか・・・
とも思ったのですが、せっかくの機会、
この年になっても未知のものがあって、それを知ることができるって
とても素敵じゃないか!?と思い、参加をすることになりました。

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セリフを参加者でどんどんと回して音読をしていく形式で、
時折区切って、主宰の方の解説があったり、みんなで意見交換をします。

子どもが生まれてからというもの、
なかなか移動中に本を読むこともなく、
ここ数年は仕事に必要な実用書か絵本ばかりを読んでいました。

今回のお話は南米の、今よりも少し前の時代が舞台。
一つのシーンや物語に対して、ここまで丁寧に読んでいったことは久しぶりで、
物語の世界を漂う楽しさを感じました。

そして、最近本といえば一人で黙読をするか、
息子に読んで聞かせるか、の2つでしたが

黙読、音読、一人で読む、みんなで読む、
読み聞かせる、読んでもらう、演じる、観劇する
いろんな楽しみ方があることも改めて感じました。

そういえば結婚前、演劇を観に行くことが好きだったことも
思い出しました。

ふつうに過ごしていれば、きっと出会うことのなかった作品に出会い、
それを楽しむことができたこともに喜びを感じています。
そして、ふつうに過ごしていればきっと出会うことのなかった人たちと
同じ目的で同じ時間を楽しめたことにも。

えい、と少し勇気をもって飛び出すことで感じることはまさにプライスレス。
実際に何ができた、できない、ではなくても、
自分の意識や感情の中に何か響くことがあれば、それはすごく価値のあることだと思います。

2時間の会、快く送り出してくれた父子に感謝です。
これから彼らのアンテナにかかるものがあれば、快く送り出したいと思います。