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決断


先日、息子が怪我をしました。

いままでの中で一番の怪我。
転んで顎の部分の皮膚がぱっくり割れてしまいました。

そして、お医者様に連れて行ったときのこと。

縫うか、縫わないか、迷うところね。
3歳だったら縫うことをすすめるけれど、
2歳なんだものねぇ。
耐えられるかしら。

とお医者様。

縫わなくてもうまくいけば、テーピングで傷口がくっつく可能性もある。
縫うことになると、大泣きは必至で、その途中で自分の唾や嘔吐物で窒息する可能性も。

”お母さん、どうしますか?”

とボールは私のもとへ。

正直、どうしよう、、、と、一瞬のうちに頭の中でぐるぐるぐるぐる。。。

傷のなおりはどちらが早いのだろう。
傷跡は?
でも縫うって、、(息子はギャンなき。やだよー!と)

でも、そんなに長く迷っている暇はない。

きっと傷口がひらいていると、よけいに痛い期間が長いだろう。
顔だし、傷跡も残らないほうがいい。
不安を長引かせるよりも、きちんと治すべきだ。
できるだけ不安にならないように、手を握って声をたくさんかけよう。

私は、「やります、お願いします」と答えました。

そして、局部麻酔。
息子は今までにみたことないくらいの大泣き。

「唾は飲んでね、ごっくんだよ!」
「がんばれ、がんばれ、あと10秒だよ、いーーーち、、、」

自分の子どもの痛がる泣く姿をみるのはつらい。
自分がかわってやりたい。本気でそう思いました。

そして息子はがんばりました。
無事、縫合はおわり、最後には先生に
ありがとう、もいえたと思います。

診察室にある、骨の模型を見て
「かもつれっしゃ」と言うくらいの余裕も、帰る頃にはでてきました。

よくがんばったね。
大好きなヨーグルトを3種類買ってかえりました。

縫合した後は、あまり痛がることもなく、
結果的によかった、と思っています。

お母さんは、時にこういった決断をしなければならないんだな、と
改めて思いました。

完全な正解があるわけではないこと。
自分ではなく、子どものことを決めるというのは
本当に難しい。

ああしたほうがよかったのでは、
こうしたほうがよかったのでは、
とても迷い、悩みます。

これからもっともっと大きな決断が必要な時も
くるかもしれませんね。

彼が自分自身で決断できるその時まで、
親として、彼にとっての最善を考えていかなければ、と
改めて思った出来事でした。