ひいじいちゃんのイチゴ


これまた少し前の話です。

私の実家は、祖父母の家が隣にあります。
なので、帰省をすると息子の顔をひいじいちゃんひいばあちゃんにも見せにいきます。

2ヶ月に1度のペースで帰省をしているのですが、
ひいじいちゃんには少し遠慮したところがありました。

人見知りをしない息子でも、普段あまりふれあわない年代だからなのか、
はたまた、ひいじいちゃんはとっても元気でいつも出かけているので
会わないことも多いからかはわかりません。

でも、先日の帰省の際にはその遠慮を一気に取り払う出来事がありました。

みんなで庭で談笑していると、ひいじいちゃんがふいに一言。
「イチゴ食べるか?」

息子の目がキラキラ。
「イチゴ、タベル!」

ひいじいちゃんの後をついてトコトコ。
すると、庭のすみっこのほうにイチゴが!

どれが赤いかな?ワクワク

洗って、

パク。

食いしん坊の息子は、「ひいじいちゃんのイチゴ、もういっこ食べるよ!」
と、またイチゴ畑に行きたがります。
それを5回くらい繰り返したころには、すっかり仲良しになっていました。

そして、ひいじいちゃんからは庭に咲いていたお花ももらい帰宅。

私はそれを見ながら、みんなが息子を囲んでニコニコしている姿を思い出して、
とても嬉しい気持ちになりました。

当然のことながら、私と夫がいるから息子がいて
私の父と母と、夫の父と母がいるから私たち夫婦がいて、
そのまた父と母と父と母と父と母と・・・・・

息子が生まれたときに、義父が「つながった」という言葉を言ってくれました。
その言葉はそのときはそこまで実感はなかったのですが、
ふとこういう時にに「つながり」を感じます。

思春期くらいの息子にもしそんなことを話したら、
「そんな重たいこというな、俺は俺だ!」と言われるかもしれません。
私もそう思ったでしょう。
でも、息子がこれから先、家庭を持ち、子どもを持つことがあるとすれば
その時に同じように感じる日がくるのかもしれませんね。