くしゃくしゃのチケット


息子の通っている保育園で「お楽しみ会」がありました。
ぐりとぐらの人形劇の観劇だったそうです。

保育園や幼稚園の行事で本当にすばらしいなと思うのが、
「導入」の丁寧さ。

お楽しみ会当日までに、子どもの期待感を高める色々な準備をしてくださっているのです。

3日前。
紙でつくったお金を子どもたちに配ります。
「さあ、これからチケットを買いに行きましょう」

チケット売りのおさるさん(先生扮した)のところに行って、
観劇のためのチケットを買ったそうです。

買ったチケットは、保育室の中の自分のマークのところに
つりさげておきます。
きっと、それを見てあさってだね、明日だねとわくわくするのでしょうね。

そして当日。
チケットを持って、入り口でおさるさんにペタンとはんこを押してもらい、いざ入場。

楽しい劇をみんな食い入るようにみていたそうです。

そして、その日のお昼は、お楽しみ給食。
ぐりとぐらの顔をかたちどったご飯。

そしてそして、おやつはパンケーキ!
(ぐりとぐらのお話に出てくるのは「カステラ」
ですが、きっとアレンジしてパンケーキにしたのでしょう)

なんて楽しい一日。

その日のうちに、様子がわかる写真を玄関前に掲示してくださっていましたが、
どの写真も子どもたちの楽しそうな様子と、
先生方の楽しそうで一生懸命な様子が伝わってきて
本当にいい経験をさせてもらえてるな、とうれしくなりました。

子どもがどうしたら期待感を高められるか、
どうしたらもっと楽しめるか、
毎日一生懸命考えてくださっている先生方には
感謝感謝感謝です。

そして、標題に書いた「くしゃくしゃのチケット」の理由は
お便り帳に書いてありました。

保育室からホールに行くまで、
チケットを落とさないようにしっかりもっていくんだよ~
と先生から言われた息子は、
一生懸命落とさないようにギュっと握っていったそうです。
だからこんなにくしゃくしゃなんだね。

お便り帳を見て、なんだか泣きそうになってしまいました。
息子のことになると涙もろくてこまります。
でも、楽しみに楽しみにチケットをギュっと握る息子の姿を想像したら、胸があつくなりました。

これからも、家でも息子にとってこういった心動かす経験を
たくさんさせてあげたいな、と思いました。

ちなみに、お便り帳には続きがありまして、
あまりにワクワクとホールに向かった息子は、
肝心のチケットにはんこを押してもらうのを忘れ、
受付を駆け抜けて、止められたそうです(笑)