あなたのいえ わたしのいえ:かこさとし


あなたのいえわたしのいえ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)

あなたのいえわたしのいえ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)

「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」「にんじんばたけのパピプペポ」
などでも有名な、加古 里子(かこ さとし)さん の本です。

月刊 クーヨン 2011年 12月号 で、ご本人インタビューと一緒に
紹介されていたのが気になり、久しぶりに息子のためではなく、絵本を購入しました。

月刊 クーヨン 2011年 12月号 [雑誌]

月刊 クーヨン 2011年 12月号 [雑誌]

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「いえ」って、どうしてできたの?
なくてもこまらないんじゃないの?

そんな ”わたし”に丁寧に答えた絵本。

あめやたいようからまもるには・・? 屋根が必要。
ではかぜの日は?
とじまりは?
おなかがすいたら?

「いえ」というものが、どうしてこういった形をしているのか。
今いる場所や、物が、最初からこうであったわけではなく、
色々な人の工夫や想いがこめられて、今の形になっている。
そして、それはこれからも人や環境によってかわっていくものなのである。

当たり前のことを、当たり前、と思わない視点、いいなぁと思います。

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かこさとしさんは、戦争の後、仮設住宅からどんどん家が変わっていく様子をみて
この本を描いたそうです。

立ち上がる力。
それは、−1から0にするのではなく、
+1、+2、+無限大の可能性があるのだと改めて考えさせられました。