ぶんぶんぶるるん:手島 悠介(訳)


ぶんぶんぶるるん

ぶんぶんぶるるん

ぶんぶん ぶるるん ぶーん ぶん

チク!

ハチが雄牛のお尻をさしたところからお話ははじまります。
雄牛はびっくりしてあばれ、雌牛はおかげでごきげん斜め。
雌牛はミルクしぼりのおばさんをけとばした!
おこったおばさんは・・・?

リズムのよい短い言葉とともに、くりひろげられるユーモラスな「おこったぞ!」の連鎖。
最後にはことりがみつばちにとびかかり、、あれあれ?

みつばち ぶーんと にげだして、 ぶーんぶん。
ぶんぶん ぶるるん。

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これは海外のバイロン・バートンさんの絵本です。
「もっともすくない言葉で、最高のおもしろさをつくりだす絵本作家」だそう。

海外のこういった絵本は大好きでよく買うのですが、
原作はもちろん、訳者の方のセンスの良さには感心します。

言葉の面白さ、が英語でかかれているものを
日本語で読んでもおもしろい、テンポよい、たのしいフレーズにする。
原作者並みの想像力が必要です。
共作といってもいいんじゃないでしょうか。

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私が好きな絵本作家に「エドワード・ゴーリー」という方がいます。
子ども向けて読むにはちょっと不気味で奇妙なものが多いのですが・・・。
独自の世界にひきこまれます。

ここですばらしい訳をしてくださっているのが「柴田元幸」さん。

うろんな客
うろんな客

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エドワード ゴーリー
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この「うろんな客」も、そもそも「うろんな客」って何よ?
という絶妙なタイトル。

原題は“The Doubtful Guest”。
直訳だと「疑わしい客」。

これを、「うろんな」(これも”怪しい”という意味)に訳したセンス、すばらしいです。

柴田さんは、エッセイを出されたりもしているので、
時間をみつけて読みたいな〜と思っています。

これを狙っています。

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方
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