2015年9月25日
サイト「子育ておすすめ絵本」を始めました!
絵本でもっと子育ては楽しくなる 絵本のおかげで、子育て中に何度も救われたことがあるコトノカスタッフ。…
Kotonoca
風通しのいい暮らしを。コトノカ。
さて、前回もったいぶって終わってしまいましたが続きです。
『おじょらぽん、おじょらんぽん、ねんねんねん。』
不思議なフレーズと、優しい絵がなんとも心地が良い絵本です。
この本は、福音館書店の月刊絵本「こどものとも 0.1.2」シリーズ。
2004年7月のものですが、特製版が今年5月に出たようです。
うちは、1ヶ月くらい前に偶然夫が古本やさんで見つけてきました。
私も息子も気に入って夜寝る前に読み聞かせていました。
そして、この絵本棚。
実はつくっていたのは、この絵本の絵を描いている
斉藤俊行さんだったのです。
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ご本人がそのことをお話をしていたわけではなく、
配送のやり取りをしているところで私が偶然そのことに気づきました。
驚きますよね。
世の中に星の数ほどある本の中で出会った絵本。
しかもごくごく最近に。
「縁」ってあるんだな。そう思います。
そのこと斉藤さんにお伝えすると、
「素敵な偶然」と喜んでくださいました。
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斉藤さんは、デザインや絵のお仕事をずっとしてこられていたのですが、
一念発起し、家具職人の道を目指しておられます。
ご本人いわく、まだまだ修行中ということで、腕試しの意味をこめて出品したとのこと。
今までの道と違う道に向かって邁進されている。
でも、実は今までの経験って絶対生きてくるんですよね。
斉藤さんのデザインや絵の中にある独特の世界観。
それが、家具にも伝わっていって、他にはないよさになっていくんだろうなと思います。
何かをはじめるのに遅すぎることはない。
大人になっても、親になっても、何かに向かって一所懸命に取り組む姿。
そういう姿は子どもにも伝わる、そう思います。
◆斉藤さんのホームページ:工房 水銀堂
やわらかいエッジで、子どもが触るのも安心。
とても丁寧に仕上げてくださっています。
アンティークのような塗装。
でも、アンティークぽすぎないところが気に入っています。
子どもが大きくなってからも、雑誌を置いたりして、ずっと愛せそうです。
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ちなみに、斉藤さんが絵を描かれた
「クリスマスのふしぎなはこ」も近々、購入予定なので、
また感想をご紹介したいと思います。