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くつひも


今日は三鷹で仲間と主催している小学生向けの造形ワークショップの日でした。

そこにきていた、小学校低学年の男の子。

こちらに歩いてきて
「くつひもやって」と。

どうやら、くつひもがほどけてしまったのですが
自分ではうまくちょうちょ結びができないため、
結んでくれ、ということでした。

本人なりに、何度もトライしているのですが
やはりうまくいかず。
練習中で、普段はお母さんにやってもらっているとのことでした。

本人のトライの様子をみていると、惜しいんです。
なので、一緒に手を動かし、手を沿え、結び方をレクチャーしてみました。

”そうそう、もっとくるっとまわして”
”親指にかけて、そこからぬいて”

5回ほどくりかえすと、なんとなくこつがつかめた様子。

うんうん、こうやって練習してたらできるようになるよ。

すると、ワークショップが終わりに近づいたとき
「ねえねえ、おれ、できたよ」と彼がやってきたのです。

「みててね」

と、実演。

とっても上手にできるではないですか!
”おおお〜〜^^ すごいじゃない!完璧!”と一緒に喜ぶと、彼は自信満々の顔で
「おれ、学校にもひも靴はいていく!」と。

なんとも微笑ましい出来事でした。

帰りに迎えにきたお母さんにその話をすると
「できたんですね〜。親のアドバイスだとなかなか素直に聞いてくれなくて。よかったです」と。
喜んでくれました。

なるほど。
たしかにこれくらいの年齢になると、
時と場合によっては第三者の大人のアドバイスのほうが
素直に聞き入れて、生かせるのかもしれません。

子育てって、親だけじゃないんだよな。
周りの大人みんなでその子を大事に育てていくもんだよな。
くつひもという小さなことですが、そんなことを感じる出来事でした。