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子どもの褒めどころがたくさん見つかる!パパママからの通信簿のススメ


子どもは褒めて伸ばすといい。よく聞く言葉です。

でも普段の生活では、褒めるより叱ることの方が増えがち。

どんなタイミングでどう褒めたらよいものかと悩む方も多いのではないでしょうか。

今回は子どもの褒めどころがたくさん見つかる「パパママからのつうしんぼ」をご紹介します。

今日は終業式。はじめての通信簿をもらって帰ってきます。

保育園とは全く違う「学校」という世界。

たくさん苦労もして、1学期を頑張ってきました。

学校からの通信簿だけじゃなくて、親からもその成長を褒めてあげたいなぁ。

そんな思い出つくったのが「パパママからのつうしんぼ」。

▼ちょっと厚めの紙の表紙

つうしんぼ2

▼中身はすべて「よくできました(はなまる)」です。

つうしんぼ1

▼裏表紙には、パパママからの直筆コメントを書きます

つうしんぼ3

つくってみると、普段は意識していなかった成長やがんばりがとてもよく見えてきて、ますます子どもが愛おしくなりました。

これは小学生に限らず、子供を褒めてあげるいいきっかけになるなと思いました。

通信簿を作ってみてわかった、子どもを褒めるコツ

▶︎過去の子どもの姿 VS 今の子どもの姿で見る

まず4月ごろの子どもの写真を見ました。

少し前なのにとても幼く見えて、現在の姿はずいぶん大きくなったように思えます。

毎日見ていると実感しにくいけれど、3か月という少しまとまった期間で見ると、多くの成長を感じられます。

つい周りの子どもの姿を見て一喜一憂しがちですが、子どもは発達も特性も得手不得手も違う。

子ども自身の伸びを見ていってあげないとと改めて感じました。

▶︎できている部分だけを見る

この通知表では、すべてが「よくできました(はなまる)」です。

息子のことは普段も意識的に褒めていたつもり。

でも先日「パパママは全然褒めてくれたことがない」と言われてなぜそう思うのだろう?と考えました。

100%のうち80%ができていると、つい残りの20%をなんとかしようという声かけになりがち。

親としては80%について褒めたつもりでも、子どもにとっては20%のできないことへの注意の印象ばかりが残っていたようです。

でもおそらく、子ども自身が一番自分のできていない部分についてはわかっています。

そこで今回は20%のことはあえて触れず、できている部分やその過程をしっかり認めることにしました。

▶︎期待のハードルを下げる

何かの賞をとったり、一番になったことだけじゃなく、「朝起きた」「着替えができた」という一見当たり前のことでも、子供にとっては頑張ったこと。

結果的にうまくいかなくても、挑戦したことや途中までやったことを褒めることができます。

悪いことをした時だって、それをやめられたらエライ!

究極を言えば、毎日元気に過ごしているだけでも素晴らしいこと。

そう考えると、子供は褒めポイントだらけ。

今回の通信簿では「たくさん遊びました」「ごはんをのこさず食べました」など小さなことばかりですが、用紙に書ききれないほど褒めたいことが見つかりました。

うちの子は褒めることがない…と思う時は、子どもへ求める期待が高くなりすぎているのかもしれません。

落ち着いて子育てを振り返るメリット

以前、ABA(応用行動分析)について書いたことがあります

大人だって子どもだって褒められたい

生活の中でとっさに褒められるようになるには、親も少し訓練が必要です。

でも落ち着いたタイミングで3か月を振り返ると、簡単にいいところが見えてきます。

まだ子どもたちの反応はわかりませんが、通知表を作ることで確実に親の気持ちには良い変化がありました。

毎日の子育てでイライラしそうな時には、通信簿を見返してみようと思います。

通信簿を作るの大変だったり、もっと小さなお子さんには「表彰状」という形もいいと思います!

家族は心のガソリンスタンド

長男が小学生になって強く感じたことがあります。

それは、子供は案外すぐに外の世界に出ていくということ。

そして外の世界で頑張るために家庭ではとにかく認めてリラックスさせてあげる必要があるのだということ。

学校で苦労しているからこそ、とにかく人一倍家で厳しくしつけや勉強をさせなければと考えた時期もありました。

でもただでさえ外で苦労してストレスをためている長男に対して「頑張ろう!」と声をかけても、前向きな力は湧いてきませんでした。

外での生活が順調な時はそれでもうまくいくのでしょうが、困難に立ち向かっている時に家でもいろいろと注意されてしまっては疲れてしまいますよね。

しなやかな心を育てるには

頑張れ頑張れ〜!と応援して子どもがそれに応えていても、いつかポキっと挫折感を味わうときは必ず来ます。

心に負荷をかけずに生きていくことはできません。

親もずっとそばにいるわけにはいきません。

だからこそ、落ち込んでも自分で立ち直る力を身につけてほしい。

そんなときに知ったのが、「レジリエンス」という言葉。

レジリエンスとは、しなやかな心・心の回復力・立ち直りの力などと説明される心理学用語です。

子どもがレジリエンスを身につけるためには、いくつかのステップがあるのですが、まずは生活習慣を整えて安心した生活を送るのが大切とのこと。

家族の中での礼儀も大事。しつけも大事。

でも時にはそれを後回しにしてでも、たくさん褒めて認めてパワーをチャージできることを心がけたいと思います。