妊娠出産で3分の1の人は痔になる?手術か投薬か。専門クリニックで原因と対策を聞いてみました。


痔。意外とみんな持ってます。

なかなか公言することがはばかられる痔。

でも妊娠・出産で痔に悩むママはけっこう多いです。

私もその一人。

過去記事でも触れていますが地味につらいです。

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そんな足かけ6年にわたる付き合いの痔が、昨年末に悪化。

はじめてクリニックを受診してみました。

足を踏み入れにくい専門クリニック。

どんな診察をするのかご紹介するとともに原因と対策をレポートしたいと思います。

痔のクリニックではこんな診察をします

向かったのは痔専門のクリニック。

どんな体勢で診察してもらうの?

産婦人科の内診台みたな感じだったらどうしよう…と不安がよぎりましたが、実際はベッドに横になってリラックスした状態。

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ズボンを足首のあたりまでさげて、内診。

1回目は触診。2回目は器具を入れて中の様子をみます。

どちらも全く痛くありませんでした!

痔には程度がある

痔は二足歩行をする人間にとって、宿命ともいえる病気だと言います。

心臓よりも低い位置にあるお尻。そのうっ血によって起こります。

痔にはいわゆるイボ痔の「痔核」・切れ痔の「裂肛」・細菌感染の「肛門周囲膿瘍・痔瘻」の3種類。

女性に多いのは「痔核」だそうです。

痔核は程度によって分類がされています。3度以上は手術をしてもいいかも…という段階のようです。

痔の種類

手術か?投薬か?産後のママにベストな選択肢は?

診断は3度。

根本的な解決をするならやはり手術。

受診したクリニックでは、手術は日帰りでできるそうです。

術後3時間くらいで帰宅可能。翌日から仕事もできるそうなので、思ったより気軽にできそう。

ただその後1ヶ月は自転車に乗れないなど、生活面での制限があります。

それから授乳中の場合は、麻酔や痛み止めが影響することもあるので注意が必要です。

今回私はまず、投薬での治療を選びました。

授乳は現在はしていないので、飲み薬と塗り薬(注入薬)の併用。

症状はずいぶんと落ち着いてきました。

妊娠出産で痔になる理由と対策

なぜ妊婦・産後は痔になりやすいのか

クリニックの先生にきいてみたところ、こんな理由を教えてもらいました。

  • 妊娠中は黄体ホルモンの働きにより筋肉が緩むため、腸の動きが悪くなり便秘になりやすい
  • 大きくなったお腹が腸を圧迫するため便秘になりやすい
  • むくみやすくなるため、肛門部も血行不良になる 

妊娠時には症状として出ていない人も、出産時のいきみで発症してしまうことも多いようです。

さらに産後は授乳のために水分がとられて、便秘になりがち。

子供のお世話でトイレのタイミングを逃す…ということもよくあり、痔になりやすい環境がそろっています。

どんな対策ができるのか

クリニックの先生から教えてもらった対策は7つ。

  • 毎日お風呂にはいる
  • おしりをきれいにする
  • 便秘・下痢に注意
  • トイレで強くいきまない
  • 腰を冷やさない
  • 長時間同じ姿勢を続けない
  • お酒・辛いものなどの刺激物は控えめに

このうちママにとって大事かつ取り組みやすいのは、「便秘対策」と「トイレで強くいきまない」こと。

便を柔らかくすることは、予防にもできてしまった後のケアにも大事。

繊維質の多い食べ物(かぼちゃ・干し柿・さつまいも・じゃがいも・りんご・なし・いんげん豆・あずき・くり・ひじき・しめじ・こんぶ・納豆・おから・そば・食パン)を積極的にとるとよいそうです。

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また、トイレで長時間いきまないことは痔だけでなく、女性にとって大切な骨盤底筋群を守るために大切です。

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なかなか相談をしにくいことですが、産後の身体の不調はつらいもの。

塗り薬ひとつで驚くほど楽になることもあります。

女性専用の待合室があるところや、女性専用の時間を設けているところもあるようです。

ぜひ専門家に一度受診してみることをおすすめします!

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