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「怒られてもいいからかまってほしい」幼児の切実な思い


2ヶ月くらい前のこと。

5歳長男と朝ケンカをして、こんなことを言ってしまった。

「もう保育園にお迎え行かないから」

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ケンカの発端は小さなことでした。

言い合いをしているうちに「(おやつが食べられるから)もっと遅い時間に迎えにこい。ママは早く帰ってくるな」なんて言い出すので、つい私もカッとなって。

すぐにまずいと思い、うそだよ〜と訂正。

でも時は既に遅し。長男は泣き崩れていました。

本当にごめんね…謝りながら保育園に登園。

その日のお昼寝の時間。布団の中で、先生が今まで見たことが無いような号泣をしたそうです。

積み重ねてきたことが一瞬で…

それから2ヶ月。

毎日「ママ、今日お迎えくるか不安」と言います。

「ああ〜 ママはお迎えこないんだろうなぁ」「◯◯(次男)くんだけお迎えにきて、オレは迎えにこないかと思った」「ママがお迎えこないと思って、今日も泣いた」

言葉をかえて、本当に毎日そう言うのです。

その度にごめんね、ママが悪かったよと謝っています。

迎えに行かなかったことなんて、今までありません。

保育園生活4年間で積み重ねてきた「必ず迎えに行く」が、たった1言で崩れてしまったのか…。

ママが優しくなってくれる?

保育園の先生に相談をしました。

すると保育園では昨日は泣いていないというのです。

先生はこんなことを言ってくれました。

もしかしたら、その話をするとお母さんが話を聞いてくれると思って言っているのかもしれませんね。

実は私もそんな気がしていました。

心に傷をつけてしまったことで、本当に不安になっているのが半分。

毎日言い続ける理由のあと半分は、私が優しく「ごめんね」と言うので、それが嬉しくて言っているのではないかと。

子供は何でもいいからかまってもらいたい

先日子供への接し方を学ぶペアレント・トレーニングという講座で聞いたことを思い出しました。

  • 子供はかまってもらうことで、栄養をとっているようなもの
  • かまってもらえないと、関わってもらいたくて怒られてもいいから問題行動を起こす

小さい子に「ママ、おしっこでそう」と言われると、飛んでいきますよね。

それがわかっていて、わざと何度もそう言いたがるという事例もあるそうです。

「ママ、今日お迎えくるか不安」の言葉は、その気持ちに近いのかもしれません。

どうしてそんなことばかりするの?

そして最近の長男。次男への意地悪がひどいんです。

次男が欲しがるものを直前で奪っては泣かせる。

自己主張を強くなってきた次男は、大声で泣き続ける。

それで長男は叱られてばかり。

なぜ叱られるようなことばかりするの?と聞いても、わからないと言う。

どうにかならないものかと思っていました。

これも関わってもらいたいための行動なのかもしれないなぁ…。

下の子はずるい?

長男は次男に「いいなぁ」といいます。

親からみれば次男が生まれるまでの4年間、パパ・ママを独占してきた時代を思い出しなさいと言いたくなります。

それに次男が生まれてからは、長男にかなり気を使ってきました。

今だってたっぷり愛情を注いでいるつもりです。

でも何かと守られていて、泣けばママが抱っこしておっぱいをもらえる次男。

靴を履けただけで「すごいね」と言ってもらえる次男は、嫉妬してしまう存在なのでしょう。

赤ちゃん時代のいい思い出

ふれあいを増やしてみようと思い、今朝は久しぶりに長男が小さいころよくやっていたベビーマッサージをしてみました。

長男も次男もまとめて裸にすると、ふたりとも大はしゃぎ。いい笑顔。

中でも「トントンパ」というポーズは、長男が気に入っていたもの。

両手首を持って「トントン」で手をあわせて「パ」で大きく上にあげる。

その時に私の頬と子供の頬をくっつけます。

するとニコニコしながら涙ぐんでいる長男。

どうしたの?と聞くと、嬉しいと。

…こんな小さなふれあいが涙ぐむほど嬉しいだなんて。

たっぷり愛情を注いでいるつもり、と思っていたけれど寂しい思いをさせていたんだなと痛感しました。

えこひいきをしてみよう

ベビーマッサージならぬキッズマッサージ。

とても嬉しそうなので、しばらく続けてみるつもりです。

コトノカで以前に元幼稚園教諭のあさこさんに連載していただいた、きょうだいのいる暮らしという読み物シリーズがあります。

その中の「えこひいき」という文章は、いつも我慢をしているお兄ちゃんにこっそりえこひいきをするという内容。

読み返してみると、今の状況にぴったりでした。

特別といっても大したものじゃありません。「お水」と言って二人に渡すコップの中身をお兄ちゃんだけサイダーにしてあげたり。夕御飯のメニューをお兄ちゃんの好きなものにしてあげたり。

きょうだいのいる暮らし:えこひいき より

いいですね、こういうこと。

これからもしばらくは「ママが迎えにくるか心配だった」と言ってくるでしょう。

でもそれは、甘えたいというサイン。

園の先生からはその気持ちを出せているんだから大丈夫、と言ってもらい少しほっとしました。

時にちょっと「えこひいき」をしながら、根気よく「大丈夫だよ」「大好きだよ」を伝えていきたいと思います。