現在表示されているページ

 

出産を経験した人にぜひ知って欲しいこと。快適なカラダづくりは今が肝心です!(前篇)


女性の身体は出産を境に大きく変わります。

産後の不調・変化を感じながらも、慣れない育児に奮闘。自分のケアをする余裕はありません。

でも、身体はひとつ。「自分」の代わりはいないのだから、大事にしていかないと。

そこで今回は、女性専門理学療法士・ペリネケアアドバイザーの大林松乃さんに、出産を経験した女性の身体についてのあれこれを教えていただきました。

前篇では、出産が女性の身体に与える影響について。明日更新の後篇では、具体的に意識を変えるだけで身体ががわる方法について。どうぞご覧ください。


産後のママ

日本女性の平均寿命86.61歳(2013年)、平均閉経年齢50歳。

「いつまでもいろんなことを思いっきり楽しめるカラダでいたい」とは誰もが思うこと。

でも閉経後、くしゃみや咳、ジャンプなどで起こる腹圧性の尿漏れ・臓器脱(膣から子宮や膀胱が下がってきてしまう)など、人には言いにくいトラブルを抱える人が多いのはご存知ですか?

気になってお友達との外出が憂鬱になったり、大好きなスポーツが楽しめなかったり…。

いくら長生きしても、生活の質が伴っていないと楽しくはないですよね。

油断できない出産による骨盤底へのダメージ

今は若さと女性ホルモンの恩恵を大いに受けているママ。出産後半年までには、分娩による身体の変化が落ち着いてくる人が多いです。

閉経はまだずっと先のこと…。その頃、尿漏れなどに悩むなんてピンとこないかもしれません。

でも、「骨盤底機能障害」といわれる腹圧性の尿漏れ・子宮脱などの症状は、実は出産による骨盤底へのダメージが大きな原因のひとつ。

だから、産後はダメージを受けた骨盤底を守り、鍛え、負荷をかけないカラダづくりをするのが重要なのです。

なぜ閉経後にトラブルがあらわれるの?

骨盤底のうち骨盤を下からハンモックのように支えているのが骨盤底筋。

そのうち、一番深い部分で骨盤内の臓器を吊り上げるように支えてくれているのがじん帯。

骨盤底筋イラスト

じん帯は弾力のあるコラーゲン線維でできており、女性ホルモンのサポートが欠かせない部分なのです。

閉経後は、女性ホルモンの分泌量が減り、じん帯は弾力性がなくなり弱くなります。

さらに、子宮や膀胱といった臓器の受け皿である骨盤底の筋力が低下すると支えきれなくなり、尿漏れや臓器脱を引き起こしてしまうのです。

後篇では、忙しいママでも大丈夫、意識をするだけで身体が変わる2つのポイントについてお話します。

▶後篇はこちら:出産を経験した人にぜひ知って欲しいこと。快適なカラダづくりは今が肝心です!(後篇)


【この読み物の著者】

大林さんプロフィール

ブログ「女性のためのからだづくりのお手伝い Mom’s labody☆ 〜ペリネケアで女性としてよりすごしやすいからだへ〜」はこちら(リンク