子どもを叱る前に考えること。叱らないための環境づくり。


8ヶ月の次男は、最近つかまり立ちしながらいろいろな物をつかむようになってきました。

つかむだけならいいのですが、それを口の中に入れたり、落としたり。

4つ上の長男のときもそうだったなあ、となつかしく思い出しながら、家具や小物の配置を見直しています。

今はまだ、「赤ちゃんだもの。なにもわからないよね」と笑顔な私。

でも長男のときを振り返ると、その余裕もおそらくあと一年。その後は、だんだん声を荒げることが増えてくるだろうな…。

わかるようでわからない歳。2歳

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2歳になると、片言だった返事もすこしずつ会話っぽくなってきて、親と言葉でコミュニケーションがとれるようになります。

だから私もついつい気をゆるめて、「○○ちゃん、ちゃんとできる?できるよね」と言ってしまいがちでした。

でも、できませんよね。私が同じ歳だったときもできなかったはずです。

 

こどもを叱るための環境。

以前どこかで目にして以来、ずっと自分の心に残っていて、折にふれて思いかえす言葉があります。

「子どもをわざわざ叱るための環境づくりをしていませんか?」

子どもはなんにでも興味をもつ生きもの。目の前におもしろそうなものがあれば、手をのばすし、口にいれるし、ちらかす。

それは当たり前のことです。

そんなときに、

「ちょっと!さわっちゃダメ!」

「それは口に入れるものじゃない!」

「あ〜なんでこぼしちゃうのそれ…」

思わず言ってしまいがち。

親も本気で怒っているわけではありません。つい口から出てしまう、でも、自分で思っていたよりも強い口調。しばらくして後悔する、そんな言葉。

親が自分で環境をつくっている。

あらためて考えてみると、そもそも子どもの目の前に出しておかなければ、叱る必要はなかったわけです。

実は、子どもを叱るためのネタを、自分からわざわざ仕込んでいるのではないか?

それならやめればいいだけ。そう考えると、すこし気持ちが落ち着きます。

長男が2歳だったころ。実家を訪れると、あらかじめ戸棚の取っ手が外されていたり、電話線が抜かれていたりしました。

だから長男は実家にいくと本当にのびのびして楽しそう。線のつながっていない電話で、よくおばあちゃんとおしゃべりしていました。

孫のことを想う時間と、想像力のたまものだなあ、と思います。

無理なく。ときどき見回そう。

もちろんたまに訪れる実家と、日々戦いが繰りひろげられる家とでは、できることも違います。

無理なく。でもときどきは、叱る環境をつくってしまっていないか、と部屋を見回してみる。次男のときにも忘れずにいようと思います。

しかし、考えてみると、これはそのまま今4歳半の長男にもあてはまります。長男を叱る環境を、私がつくってはいないか。

ご飯をもっと集中して食べてほしい。先日この読みものに書きました。

しかし、長男が集中する環境を用意できているのか?部屋の中を見まわすと、「はい」とは言えない自分がいます。

「ママがここに置いておいたのがよくなかったね。別のところに置いておくね。」

そう言って、お互いに気持よくすごせる部屋づくりを目指す。二人の子どもの動きを見ながら、もう一度考えようと思います。