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幼児のしつけの難しさ


息子4歳半。食事のとき、つい手づかみ。子どものしつけで困っています。マナー違反だとはわかっている様子。でも、なぜかできない。

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もっとのんびりでもいいかな、と思うことも。保育園ではきれいにお箸を使っているらしい。それなら家では少しぼんやりしていてもいいじゃないか。

とはいえ、言い聞かせたそばから手づかみで食べる姿を見ると、ちょっとイライラ。

箸を使わないことではなく、自分の言葉を聞いていないことにだんだん腹が立ってきます。

どうすれば箸を使って食べてくれるのか

でも、気持ちを落ちつけて子どもを観察すると、決して言葉を聞いていないわけではないんですね。親に反発しているわけでもありません。

何度言われても、すぐに箸を使うことを忘れてしまうんです。

子どもはすぐに忘れてしまう

なにかをすっぱりと忘れてしまう。幼児と接していて、びっくりすることの一つです。たとえば、目の前に2つの物があった場合。

父 :「これはA。これはB。」

息子:「わかった。」 

父 :「言ってみて。」

息子:「A。B。」

父 :「(10秒後、Aを指さして)これ、なんだっけ?」

息子:「・・・。わすれちゃった。」

はじめは少し不安になりました。でも周りのママ友達に聞くと、程度の差こそあれ、だいたい皆同じよう。

なにかを記憶するとき。すでに自分の頭の中にある別の記憶と、関連付けると覚えやすいものです(意識的に関連づけをおこなう場合もあれば、無意識の場合もあります)。

でも幼児は連想するものがまだ少ない。それできれいに忘れてしまう。そんなふうに見えます。

言葉が子どもに届いていない

しかたないのかな、でも、このままでいいのかな。そう思っていたある日、ふと流れてきたツイッターの言葉に目がとまりました。

「言葉が子どもに届いていないんです」

保育士の経験がある方の言葉。自分に向けられたものではありませんが、ハッとさせられました。

息子に日々かけている言葉を、思い返してみました。

「お箸を使って食べてね」

「(1分後)お箸きちんと使ってね」

「(1分後)お箸でね」

「(1分後)手じゃないよ」

「(1分後)手!」

その都度、息子は箸をかまえます。でも、言葉が息子に届いているかというと、届いていないかも…。

具体的な言葉で。きちんと向き合って。

それ以来、食事のときはできるだけ具体的な言葉をかけるようにしています。

毎回マナーについて説明したり、思わず手づかみしたときには、お互いきちんと視線をあわせてから話をしたり。

まだまだうまくいかないことも多いですが、すこし変化してきました。

親が楽な言葉を使ってはいけないということですね。反省です。