男児、カマキリを飼う


男の子。なぜ虫が好きなのでしょう。

母である私はとても苦手。でも、キラキラした顔で昆虫を捕まえる息子を見ていると、嫌いだからと一蹴してしまうのはかわいそうな気がして、なんとか付き合っています。

男児の親の宿命。虫。

森

息子が飼いたいと家に連れてきたもの。カブトムシ。クワガタ。コガネムシ。ダンゴムシ。アリ。ザリガニなどなど。なぜか大量に集めてきたもの。セミの抜け殻。

そして今回、4歳半の長男は大きなカマキリを捕まえてきました。

カマキリ、どうやって飼育するの?

そもそもカマキリは飼えるものなのか。調べてみると、バッタなど小さめの昆虫を食べるそうです。

半信半疑でバッタをとって虫カゴに入れてみました。数分後。襲いかかるカマキリ。逃げるバッタ。じりじり追い詰めるカマキリ。ついにバッタを大きなカマの中に捕獲。

ガブガブガブガブ……。

すごい勢いで頭から食べています。私は絶句。息子は大喜び。弱肉強食。カマキリって怖い。

そんな話を知人にすると、「庭にたくさんバッタがいるのよ」と、ペットボトルに入れて持ってきてくれました。

バッタの親子?

その姿を見てハッとしました。大きなバッタの背中に、小さなバッタが乗っています。

バッタ

これ親子?おんぶしてる!どこへ行くにも一緒だね〜。

かわいい姿にほのぼの。そして、罪悪感。こんなに仲のいい親子を、あのどう猛なカマキリのエサにしてしまうのか。

横でしげしげとバッタを見ている次男(生後8ヶ月)。この子と自分がカマキリの餌食になることを想像し、胸が痛みました。

「ママー!(ガブガブガブ)」「息子ーーーー!!(ガブガブガブ)」…辛い。

もう昆虫の観察はできた。自然に返そう。そう長男に言おうとしたとき、夫が別室から顔を出しました。

「これ、親子じゃないらしいよ」

おんぶバッタ≠親子バッタ

どう見ても親子にしか見えない、おんぶバッタ。実は、大きい方がメス。小さいほうがオス。オスがメスを交尾のために独占している姿だったんです。

なんだ。それならいいか。一気に気が楽になりました(笑)。

飼育しているカマキリはメス。卵が生まれるまで観察したいというので、もう少しだけがんばってみようと思います。

虫好きの男児の親にならなければ知らなかった事実に驚くばかり。

同じく虫好きの子をもつ友人から「カマキリのお尻を水に浸してごらん」とのアドバイス。どうなるの?と聞くと、お尻から寄生虫のハリガネムシが出てくるとのこと。

子どもが喜ぶから試してごらん!と言われましたが、躊躇しています。

ちなみに。エサはヨーグルトでもよいそうなので、私はヨーグルト担当になろうと思います。

※カマキリの写真は、なんだか怖かったので割愛させていただきました。