現在表示されているページ

 

幼児と習い事:(4)嬉しい、悔しい


この記事はミニ連載「幼児と習い事」です。

  • (1)親の思い・子の思い(8/17更新
  • (2)気になる習い事の中身(8/21更新
  • (3)親の負担(8/23更新
  • (4)嬉しい、悔しい(今回
  • (5)親ではない、大人のひと(8/28更新
ピアノ レッスン

習い事を通しての悔しさと喜び

できない。苦しい。

ピアノはしばらくの間、親子ともに苦しみました。

長男は負けず嫌い。自分が思うように弾くことができない。それは、かなりのストレスでした。

間違えてもいいんだよ、だって練習だもの。おどけて言ってみても、気軽に言ってみても、真剣に伝えても、悔しい気持ちは収まらない。練習中はイライラしていることが多かったです。

「この音はミだったね」「指はもっと丸いといいね」。私が横に座って指摘をすると、さらに不満気。今思うと、ピアノ経験がある私は、無意識ながらつい厳しい口調になっていたのかもしれません。

では、難しいことは言わずに自由に弾いて楽しくやろう!。そう試みるも、指が気持ちについてこないので、気持よくは弾けません。

1日1回練習をする。決めたものの、誘うのはいつも親。本人は「え〜〜。。。あと5分たったらね」としぶしぶ。

その頃、親に言われずとも、嬉々として一人で練習をする友人の子の話を聞きました。それが理想だよね…。息子は楽しいのかな?本人がやりたいと言うまで待つべき?このままで良いか焦りました。

予想外の解決法

ある日。悔しそうにピアノを弾く長男と、どうすればいいか一緒に考えてみました。

すると、意外な答えが。

1日2回練習したい

本当に実行できるか半信半疑でした。でも、その日から毎日朝晩練習をしています。

朝は夫、晩は私が担当。

私は見守り方を変えました。長男の横には座らず、後ろのソファに座ってお客さんとして曲を聞きます。細かいことは夫に任せることにしました。

発表会のように毎回お辞儀をし、楽しそうに何度も聴かせてくれることもあります。

できた!が楽しい

1日2回練習すると、さすがに上達します。前にやったことを忘れないうちに、また練習することでストレスがたまらない。そんなスタイルが長男には合っていたのは、驚くべき発見でした。 

レッスンに行っても先生に「頑張ったね!」と褒めてもらえ、さらにやる気も上がってきたようです。

いつもと違う居場所が楽しい

スイミングでは、同じクラスの子とはしゃぎまわります。個人レッスンのピアノでは、前の時間のお姉さんとお友達になりました。

子どもは順応が早いですね。新しい友達との出会いを楽しんでいます。

次回は最終回。習い事を通じて出会う、大人とのかかわりについて書きたいと思います。