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フランス子育て日記:農場で食育体験


ナント北部にあるシャトー(お城)の農場が、期間限定で解放されたので行ってきました。夏期の数か月間のみ、しかも 日曜日の午前中限定!かなりピンポイントなので、狙いをすましての訪問です。

様々な施設が通年営業の日本と違って、フランスでは冬季休業のところが多いんです。例えば動物園なども、冬場はほとんど閉園。その間、従業員や動物はどうしているのかなーと気になるところですが。

頑丈な塀に囲まれたシャトーの、広々とした敷地内。その一角に農園と菜園があります。きっとかつては、そこで育てられたものがシャトーの主人一家の食卓に並んだのでしょう。

牛、ぶた、馬、羊、ヤギ、うさぎ、にわとり、ろば。たくさんの動物たちが出迎えてくれました。 

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わが家の子供が小さい頃から持っている「la ferme(農場)」という絵本があります。

その絵本そのままの光景が、目の前に広がっているんです。これは楽しい!本で知識を得るということは、大人だけではなく、子供にも必要なことですね。

動物がくつろぐ横には、小さな畑や果樹園も。洋ナシ、りんご、黒すぐり、フランボワーズ。実りの時期が楽しみなラインナップです。

たくさんの動物たちに話しかけて、うさぎを撫でたりだっこしたり。動物好きの子供は大満足です。

そして、農家風の母屋の脇に食育ブースが出ていました。

その日の食育ブースは 参加型。新鮮な果物や野菜を使って自分で料理して、もりもり食べようというものでした。 

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フランスでは、1日に5種類の野菜(果物含む)を摂るよう推奨されています。 テレビ CMでも、野菜を食べて健康に! 砂糖と塩は控えめで!という内容の政府広報が頻繁に流れます。

これだけ食料自給率が高く、国産野菜も豊富なのに、野菜不足なんて…不思議な気もしますが。10年ほど前、子供の野菜不足が深刻ということで、このキャンペーンがはじまったようです。

さっそく子供も参加してみました。コックさんのぼうしをかぶせてもらい、エプロンをして、除菌ジェルで手を消毒。

薄焼きクッキーに生クリームを載せて、イチゴを半分に切って。おねえさんに手伝ってもらいながら、自分で上手にできました。早速試食。外だし、自分で作ったし、おいしくてぺろりと完食。

お土産は、お料理名人の終了証と、自分でできるお料理レシピ本。さらに、ゆるキャラ風 のキャラクターのついた、ものさしやシールまでいただきました。

帰宅後のこと。その日のおやつの時間に、今日習ったのを作ってあげるよ!と娘が言ってくれました。

こういう素直なやる気、いいですよね。レシピ本を見ながら、家にある材料を使っておいしくできました。 F34 3

動物と触れ合って、自然の中で走り回って、さらに食への興味も出てきたみた い。またこういう機会があればいいなと思います。