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フランス子育て日記:会いたいきもち(前篇)


以前書いた、娘と仲良しAちゃんの再会のおはなしの続きです。

【過去の記事】フランス子育て日記:ずっと仲良し(リンク

当日は、ナント駅までお迎えに行きました。あんまりどきどき楽しみな娘に急かされて、家をずいぶん早く出たので、駅でしばらく待つことに。

私がねえねえと話しかけても、なぜか緊張した面持ちの娘はあまり相手にしてくれず、母はつまんない。まれに見る真剣な横顔です。

さて、そろそろ列車の到着時間。

あれーでも乗車予定の列車は到着したのに、AちゃんとAちゃんママは出てこない。おかしいな、としばらく駅の中をうろうろすると、なぜか乗車口のところでAちゃんとママを発見!

何事もおおざっぱなフランスでは、下車した人が出口から出てくるとは限らないようです。またひとつ、勉強になりました。

やっとお互いを見つけた瞬間、娘とAちゃんはお互いに全速力で駆け寄って、ばしーっと抱きしめあいました。

もう本当に、感動の再会です。なんてストレートでかわいい感情表現!と母ふたりはその様子を写真にバシバシ撮りまくります。

久しぶりだけど、ふたりは会った瞬間、きらきらした笑顔でおおはしゃぎ。げんき?うん!ひさしぶりだね!そうだね! あーたのしい!きゃーうれしい!

Aちゃんとは、娘の計画通りに過ごしました。

うちにお泊りしてもらって、近所のおすすめの公園をはしごして。テラス でおやつを食べて、夕暮れの中をお散歩して。娘の部屋にふたりでこもって、こそこそ内緒話したり。

ナントで一番高い ビルから一緒に街を眺めて、レストランのテラス席でご飯も食べました。

私もAちゃんママとたくさん話せて、リラックス。Aちゃんママ、とってもパワフルでかわいらしい人なんです。

朝から夜まで、そしてお別れの最後の瞬間まで一緒の時間を楽しんだふたり。

駅でAちゃんを見送った娘は、ずっと涙を 我慢していたのでしょう、Aちゃんの姿が見えなくなった瞬間に号泣。娘があんなに泣いたの、いつぶりだろう。

いつまでたっても泣き止まず、だっこすると、そのまま泣き疲れて寝てしまった娘。

母は、もう18キロもある娘をだっこしたまま片手で息子の手を引き、ひーひー言いながらトラムを乗り継いで帰宅しました。

誰かに会いたいと思えて、会えてうれしいと感じること。お別れのときに泣いちゃうくらいさみしいこと。子供がそういう感情をきちんと持って、それを自然に表現できていることがうれしいです。

そしてまた、8月末にも別のお友達、Sくん一家が会いに来てくれることになりました。

会える時間は短いですが、また 楽しみな再会がひとつ。離れても忘れないでいて会いに来てくれるって、本当にありがたいことです。 

F31 1

後篇に続きます。