フランス子育て日記:旅の思い出、ノルマンディー(後篇)


中篇からの続きです。

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丘の上でお花摘みをしていると、海の向こうに、モン・サン・ミッシェルが見えました。きれいに見えたので、ドライブがてら、そのまま行ってみることに。

モン・サン・ミッシェルってご存知ですか?ノルマンディー地方とブルターニュ地方の、ちょうど境の地域にある湾に浮かぶ、小さな島です。ユネスコの世界遺産に登録されています。

もともとケルト人の信仰の対象だった島に、礼拝堂が建てられたのは8世紀のこと。それから時代を追うごとに増改築が繰り返され、巡礼地として発展してきました。

満潮の時には、海に浮かぶお城のように見えるその姿には、不思議な魅力があります。

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ノルマンディーの家から、車で1時間弱の道のり。子供はその間、お昼寝して休憩です。フランスに移住後、幾つめの世界遺産かな。

そうそう、数年前までは島のすぐ近くまで車で行けたんですけど、今回行ってみると、離れた場所に駐車場とシャトルバスのバス停が完備されていました。世界遺産を守る取り組み、いいですね。

訪れるのは初めてではありませんが、何度見てもわくわくする光景です。

島内は高低差があり階段が多いので、子供には少々 難易度の高い場所。娘は2度め、息子ははじめての挑戦です。古い時代そのまま、高さや奥行きがまちまちの石の階段を、頑張って歩きました。 

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世界中の人を魅了するモン・サン・ミッシェル。中世の街並みがそのまま残る姿と、海に浮かぶ幻想的な雰囲気がいいんじゃない?とは主人の意見です。

思いつきで行ってしまったので、その日はちょうど土曜日でした。日本からの観光客もたくさんいて、そこかしこで聞こえる日本語が、ちょっとうれしい私。

とても人が多かったので、メインストリートをぶらっと歩いて、アイスを食べながらそのまま帰ってきました。

モン・サン・ミッシェル周辺では、仔羊の放牧が盛んです。沿岸地域で放牧されている仔羊なので、肉に自然の塩味がついていて、おいしいとのこと。 

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大自然のなかで草を食む羊を、横目で見ながらの帰路。途中で評判のお肉を買って、晩ご飯に早速バーベキューでいただきます。その土地ならではの味覚を家族で堪能しました。

ナントから近い、主人の思い出の土地。子供もとても気にいったみたい。そのうちまた行くことになりそうです。