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きょうだいのいる暮らし(3):「なごり雪」の精神


この記事は、「あさこ」さんによる「きょうだいのいる暮らし」シリーズ連載(全4回更新)です。

似ているけれど、個性はそれぞれ

5歳の兄と2歳の弟。 二人とも男の子らしく、好きなものは 「のりもの」「いきもの」「戦隊もの」「下ネタ」。 順調に育っております。

なごり雪

そんな二人。同じ男の子でも性格は違います。同じ年齢タイミングにできること、できないことも違います。

記録して、わかったこと

子どもが1歳前後で言葉を発し始めた頃から。我が家では、話した単語を記録しています。

きっかけは、祖母が残してくれた私の言語の成長記録ノート。

 「あさこ1歳8カ月」

・おいちー(おいしい) ・べんべ ちょうだい (おせんべ ちょうだい) ・おんも いく (おそとへいく)

当時私が話していた内容が記されていました。

言語だけでなく、おせんべ好きだったのかな…とか(笑)。当時の生活の様子も伝わってくる。とても温かく、嬉しい記録です。

息子たちのノート。 話し始めた時から1ヶ月ごとに記録し、 1語文…2語文…「もう書ききれない!」というところまで記録しました。

兄弟とも同じ感じで成長しているものと思い込んでいました。けれど、実はお兄ちゃんの方が2語文になるのも、語彙数も早いことがわかりました。

発達に合った、ものえらび

お兄ちゃんが1,2歳の頃。発達に合わせた絵本を、繰り返し沢山読んであげていたっけ…。かたや弟くん。兄に合わせた難しい絵本の読み聞かせが日課になっていました。

その後、弟くんの発達に合った絵本を! と思い、1,2歳児用の絵本も多めに読むように。すると、あっという間に絵本大好きに。語彙も増えてきました。

絵本

基準は、自分。基本は、自分。

言葉の発達ひとつとっても、つい比べてしまう兄弟。兄弟だけでなく、お友達と比べて我が子は…と、いろんな場面で成長発達を比べてしまうことってありますよね。

でも、ある本でとても素敵な考え方に触れたことがあります。

“なごり雪”の精神で子どもの成長をほめてあげたい。

「去年より~ずっと~きれいに~なった~♪」。このフレーズ、 昭和の古い歌で聞いたことありませんか?

一人ひとり、誰かと比べるのではなく。その子が昨日より、一か月前より、去年より、成長できた部分をほめてあげたい。一人ひとり、好きなことや興味が違って当たり前、成長発達もそれぞれですもんね。

ふとした時に思い出すだけで、子どもへの言葉がけがずいぶん変わってきた気がします。

執筆者あさこさんのプロフィール

東京都在住。幼児教材編集者・幼稚園教諭として勤務の経験をもつ。5歳男児さくちゃん・2歳男児そおくん・0歳女児(4月末に出産したばかり!)のきょうだいの母。[出産前に執筆。]

この記事は、「あさこ」さんによる「きょうだいのいる暮らし」シリーズ連載(全4回更新)です。