あ・あ(三浦太郎)


言葉が言葉になる前の、絵本

あ・あ (単行本絵本)

あ・あ (単行本絵本)

表紙は満面の笑みのあかちゃんの顔。

ページをめくると、「も・も」の文字とおおきな桃の絵。身近なものを、やさしい言葉で描いた本。

あかちゃんが言葉を話しだす前の、掛け声のようなかわいい言葉。

「と・と(魚)」「て・て(手)」「く・く(靴)」。そして、「ぱ・ぱ(お父さん)」「ま・ま(お母さん)」と続きます。この2つはよく聞いているからか、子どもの反応もいいです。

シリーズとして「あー・あー」もあります。色合いもおしゃれなので、0歳のはじめてのプレゼントにもぴったりです。

あー・あー (単行本絵本)

あー・あー (単行本絵本)

作者は、三浦太郎さん

三浦さんは、ご自身の子どもとの実体験から生まれたことを絵本にすることが多いよう。

この「あ・あ」も娘さんが、「ち・ち」という言葉を繰り返し言うことから生まれました(でも、「ち・ち」が何のことかは結局わからなかったそうです)。

人気絵本「くっついた」の作者でもある三浦さん。

くっついた

くっついた

実は私は長男に「くっついた」を読んでいたころ、三浦さんの絵の雰囲気があまり好きではありませんでした。かわいいんだけど、シンプル・単純すぎるのでは…?と。

でも子どもは気に入って何度も読みたがる。そのうちに、このシンプルさ・曲線が美しいなと思うようになりました。三浦さんは美大出身。このシンプルさも計算しつくしたものなのだなぁと思います。

イタリア・ボロー ニャ国際絵本原画展入選をきっかけに、絵本を書きはじめたという経歴の持ち主。海外でも絵本を出版し、人気があるというのも頷けます。