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フランス子育て日記:幼稚園の成績表(前篇)


長期休暇に入る前のこと。娘が幼稚園で成績表をもらってきました。タイトルは「生徒の上達記録」、実に5ページにわたる成績表でした。

1ページ目を開いたとき、ほとんどすべての項目についた「×」マークに、ぎょっとしてしまいました。

でもこれ、よく見てみると出来ていないということではなくて、逆に「達成しています」というしるしでした。

なんだび っくり、あーよかった。でも、出来ているのが「×」って、とっても違和感ありますけどね・・・。 

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評価項目はというと。

「自分の衝動を抑えられる」「友達に優しくできる」などの生活・心理面から、「数字を口頭でいくつまで数えられるか」「文字の書取りはできるか(大文字、小文字、筆記体)」「アルファベットの読み上げは、発音が正しいか」など、具体的 な学習項目まで。

娘の評価は、とてもよかったです。先生からのコメントも、「クラスに溶け込んでいて、最上級セクションの必須項目も問題なくこなせています」とのこと。クラスになじんでいるという点で、母は、ともかく一安心です。

幼稚園に返却するときのこと。クラスの担任に、評価項目は多いけど、詳しくてとてもわかりやすかった。日本では、成績表は小学校からはじまるものだけどね、と伝えると。

そうね、評価項目は確かに多いけど、CP(日本の小学1年生に相当)の準備に、どれも必要なことだから。今できないとダメなことばかりのよ、とのこと。

そうかー、なかなか厳しいのね。できない項目がある子は、休暇中に自宅での学習をするように指導されるようです。

公立校に通うことが一般的なフランスでは、いわゆる「受験戦争」はありません。塾もありません。そして日本とは、教育観も教育方法も、かなり違います。

わが家にとってはまだ先の話ですが、「バカロレア」という高校卒業試験は、日本とはかなり傾向の違う試験です。口頭試問と記述中心。1科目3~4時間程度かけて受験します。

フランスでは、小学校以降は飛び級の制度があります。また逆に、留年もあります。ここはここで、子供にとっては厳しい世界。

後篇に続きます。

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