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きょうだいのいる暮らし(1):まねること<やさしさのおかえし>


この記事は、「あさこ」さんによる「きょうだいのいる暮らし」シリーズ連載(全4回更新)です。

まねること、学ぶこと

子どもを見ていると、「まねる」ことが好きだなぁと感じることがよくあります。

最近のお家遊びのブームはかくれんぼ。最初は同じところばかりに隠れてこちらが「どこかな~」なんて。見つからない演技をする遊びでした。

でも徐々に。親の巧みな隠れ技をまねて、隠れ方にも工夫がみられるように。

「学ぶ」の語源は「まねる」とも言われています。本当に子どもたちは真似ながら学んでいくものなんですよね。

おもちゃの取り合いの中で

お風呂でのワンシーン。魚のおもちゃの取り合いになり、ジャンケンでどちらが使うか決めることになりました。

お風呂2

結果は弟の勝利。ルンルン♪で魚を握りしめる弟。兄は負けを受け止められず、弟へお湯をかけるなど嫌がらせを始めました。

負けは負けなので(しかもジャンケンで決めよう!と提案したのは兄本人)、我慢するしかないよと言っても全く諦められず。しまいには泣き出す始末。

こんな時は私もお手上げなのですが、なんとその直後。弟が兄に魚をわたしたのでした。

兄も私もびっくり。まだ2歳なので、にぃにの気持ちを考えて譲る…とかそんな高等な考えはないと思いつつ。その行動にやさしさを感じ助けられたのは事実なのでした。

小さい心に伝わったもの

まさにこの弟の行動も、「まねる」なんじゃないかと思います。

普段から兄におもちゃを譲ってもらっている弟。日々のやりとりの中で心と体にしみ込んだものが行動になって現れるというか・・・それが「まねる」ってことなんですよね。

弟にとって、お兄ちゃんはお手本。親以上に影響力は絶大。お兄ちゃん様様なのです。

お風呂

「そお君すごい!にぃにに貸してあげられるなんて偉いね~!やさしいね!」

大絶賛しつつ、兄にも「さくちゃんがいつもそお君にやさしくしてくれてるから、そお君もにぃににやさしくしてくれたのかもね」と伝えると、兄もまんざらではなさそうな表情。

「そおくん、ありがとね」なんて言っていました(笑)

弟が何かできたときに、弟をほめるだけでなく、「お兄ちゃんをいつも見てるからだね」って、さりげなく兄もほめてしまう作戦。二人一緒にニマニマして喜ぶ姿が最高に可愛くてオススメです。

執筆者あさこさんのプロフィール

東京都在住。幼児教材編集者・幼稚園教諭として勤務の経験をもつ。5歳男児さくちゃん・2歳男児そおくん・0歳女児(4月末に出産したばかり!)のきょうだいの母。[出産前に執筆。]

この記事は、「あさこ」さんによる「きょうだいのいる暮らし」シリーズ連載(全4回更新)です。