フランス子育て日記:旅の思い出、シャルトル篇(後篇)


前篇からの続きです。

旅の思い出、シャルトル篇 前篇:(リンク

ユネスコの世界遺産に登録されている、シャルトルのノートルダム大聖堂を訪れました。

不思議な2本の塔、そして荘厳 な空間と美しいステンドグラス。中世の面影をのこす街並み。自分の目でみたものを、子供はどのくらい覚えていてくれるのかな。

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子供時代の記憶の中で、大人になっても鮮明に残るもの。その数は決して多くはないはず。

自分自身のことでいえば、 私の5歳以下の記憶なんて、本当に数えるほど。そしてそれも、もしかしたら後から家族に聞いた話を、自分の記憶だと思い込んでいるだけかもしれません。

でも!小さい頃から、見て触れて、自分自身がその場にいるという体験をすること。それは、決して無駄なことだとは思いません。

例え記憶からすっぽり抜け落ちたとしても、その経験はきっと何らかのかたちで残るはず。

主人ともそう話し、フランスの世界遺産に出来るだけ行きたいね、ということになりました。フランスには36もの世界遺産があります。

世界遺産って、地球のみんなの宝物っていう意味なんだよ。そうなの?海賊のみたいな宝物?どうかなー、行って一緒に見てみようよ。

親子で同じ空間で過ごすということ、同じものを一緒に見るということ。それって、とても大切なこと。

もう少し大きくなったら、子供は自分の時間を持ち始めます。

こんなにずっと一緒なのも、子供の毎日の何もかもを親が把握しているのも、今だけ。子供の行動を親が見守って、コントロールしてあげられるのも、子供が小さい今だけ。

日々の成長を見守りつつ、一緒にいろんな経験を共有していきたいなと思っています。この時間を楽しまないと、もったいない。

でもね、ママ。本当は、シャルトルでいちばん楽しかったのはね。子供がこっそり教えてくれました。

大聖堂から出て、シャルトルの街をお散歩したときね。チョコレート屋さんでチョコを買って、歩きながら食べたでしょ。それが、とーってもおいしかったこと!

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思わず子供と一緒に、にやにや思い出し笑い。そう、本当においしかったんです、そのとき買ったチョコ。もっと買っておけばよかった、と思ったくらい。

確かに、味覚や嗅覚の記憶って鮮明に残りますよね。それも、大切な記憶のひとつです。

また一緒に、いろんなところに行って、いろんなものを見ようね!