フランス子育て日記:教えて、教えて


わが家が住むナントにも、だんだんと春が近づいてきたようです。桜に似たアーモンドの花や、モクレンがきれいでした。

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そんななか今日も元気に、幼稚園に登園した子供。楽しく過ごしたかな、今日は何をがんばったのかな。お迎えに行って、手をつないで帰りながら、今日はどうだった?と毎日たずねます。

幼稚園や保育園での、親と離れて過ごす時間の様子。小さい頃は先生からのお話や連絡帳が頼りですが、成長してくると、自分でもいろいろ報告してくれますよね。

でも、子供はとっても気分屋さん!

今日は何したの?どんなアルファベットをお勉強したの?と聞いても、うーん、わすれたー、とか。何にもしてないよ、とか。いやいや、そんなはずはないでしょう、と笑ってしまうような返事の時も。

そんなとき、とっておきの方法があります。それは、子供の大好きなお友達(ぬいぐるみや、お人形)の力を借りること。

娘の一番のお友達は「わうわ」という個性的な名前の、犬のぬいぐるみです。母は「わうわ」になりきって、たずねます。

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おかえり、Lちゃん。今日もたのしかった?どんなことをしたの?おしえてくれる?ぼくは人間じゃなくて、ぬいぐるみだから、幼稚園には行けないんだよ。あーあ、Lちゃんがうらやましいなあ・・・。

うまく聞き出すためのポイント。それは、ちょっとかわいそうなキャラになって話すこと。

あーそうだよね、「わうわ」はぬいぐるみだし、人間なら幼稚園に行けるんだけど、まあしかたないよね。

すると、娘はお姉さん気分で、どんどん教えてくれるんです。

子供って、自分よりも小さい子や、経験がない子には、とても優しく対応しますよね。いろいろ教えてあげるよ、だって私はもう大きくて、なんでも良く知ってるからね!

大人よりも正直に、相手に遠慮することもなく。そして、聞きかじりの大人びた言葉を使ってみたりと、ほほえましい言動も多いです。

3~4歳以降になると、そういう傾向が強く出てくるように思います。自分は、もう赤ちゃんじゃない!子供の心理を学んだことはないのですが、そういう自我が芽生えてくるのでしょうか。

小さな相手に伝えようと、一生懸命に話す子供を見るのが大好き。だから母は今日も、幼稚園に行けない、ちょっとかわいそうな「わうわ」になります。

よかったら、みなさんも試してみてくださいね。

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