絶対に言ってはいけない言葉


言葉

とある日の朝食時のこと

「今日お菓子買って!」「買わないよ〜」。そんなやりとりからはじまりました。

最近すぐにヘソを曲げる4歳の息子。そんなとき、母に対しては何を言ってもいいと思っているフシがある。

  • 『叩くぞ!』「えーこわい!叩かないで」
  • 『お家から出てって』「寂しいなぁ。ママ、一緒に暮らしたいよ。」
  • 『いやだ、出ていったほうがいい』「ご飯も寝るのも一人でいいの?」『…やだ(涙目)』

このあたりまでは私も余裕顔。それが逆に気持ちを逆なでしたのかもしれない。そして、次の言葉。

『ママ、死んだほうがいい』

これには笑えなかった。

どう伝えればいいだろう

以前の記事に書いた通り、最近「死」に興味がある息子。

過去の記事:幼児に「死」の質問をされたら(リンク

  • 『ママはしむ(死ぬ)の?そしたら、ぼく、いっぱい泣く』
  • 『死んだら生き返らないの?お話の中なら生き返る?』

毎日そんな話をしています。死の意味もわかってきているはず。だから、きちんと伝えなければならない、と思いました。

落ち着いて話すために、一度部屋を出ました。

すると『ママ!ママ!マーマ(怒)!話聞いてるの!?(怒)』と走ってくる息子。

  • 「ママは悲しい。ちょっとお話をしたくないくらい悲しくなったからこっちに来たの。」
  • 「死んだほうがいい、なんて言葉は誰にも言ってはいけない。どうしてだかわかる?」

息子は何も答えない。

「死ぬってことはとても悲しいこと。本当に悲しいことなんだよ。だから、そんなことは、ママにも、パパにも、お友達にも、誰にも言ってはいけないこと。」

「あなたが本気でそんなことを言ったのではないこともわかっている。でも、冗談でもダメな言葉はあるんだよ。ママはこれは絶対に言ってはいけない言葉だと思う。」

息子はうなづいて、また涙ポロリ。私も涙目でした。

言葉の重みは人それぞれ

大した言葉じゃないよ、という意見もあるかもしれません。

言葉に対するイメージ、印象、重みは人それぞれ。夫とだって違うこともある。

そして、子育てで「こうなって」と強制することは無理、とわかっている。

だから、私が絶対にだめだと思うことを「私はそう思う」と、真剣に伝える。それだけだなぁ、と思うのです。

彼が将来どう生きてどう解釈するかは自由。でも、ふとしたときに、「うちの母親、これだけは本気で嫌がってたよなぁ」と頭の片隅に残ってくれていたらいいなと願って。