幼児の言葉の広がり・狭まり


言葉

水曜更新「フランス子育て日記」、ご覧いただけましたでしょうか。

フランスでのお友達との再会、後篇も楽しみですね。

ママどうして今までそれを隠していたの?と、今度は怒られてしまいました。

だって、昨日Aちゃんママから連絡があって、ママも初めて知ったんだよ。そうなの?ほんとにママも昨日知ったの?自分がうれしいことや好きなことは、自分が一番に知っていないと気が済まない娘。

私が何か言うと、返事は「知ってる」。いや、絶対知らないでしょ!っていうことにも「知ってる」。

晩ご飯のメニューは、ママがたった今決めたんだから!・・・でも答えは「知ってる」。5歳半をすぎ、なかなか難しいお年頃です。

(フランス子育て日記:「ずっと仲良し 前篇」(リンク))

5歳のこだわり、なるほどな〜と思いました。

それで、最近4歳の長男の言葉について感じていたことを思い出しました。

言葉がどんどんふくらんできました

子どもはすごいな、と思います。

教えたわけではないのに、いつの間にか「てにをは」も使い分け…。最近は「とにかく」「たとえば」なんて言葉も見事に使っています。

特に「たとえば」については意外と理解が難しい。

プライベートでの幼児向け工作のワークショップ中、こんなやりとりがあることも。

「たとえば、これはね…」

(子どもはきょとんとした顔で)「たとえばってなに?」

「ええと、、、たとえばっていうのはね、たとえば…う〜ん」

なので、いつの間にか長男が

「たとえば、仮面ライダーのベルトを買うっていうのはどう?」

「ほんと、最後に1個、この甘いもの食べたい」

と、自分の欲望を通すために、あの手この手で言葉を駆使する姿には感動すら覚えるのです。

安易な言葉に逃げない

一方で、こんなことも。

  • 自分の思い通りに行かないとき、「バカ」
  • 自分の認識と違う場面で、「ウソついてる」
  • 指摘をされると、「わかってる」

せっかくの言葉を狭めているようで、もったいないと思うのです。

バカではなく何が嫌なのかきちんと話をしてね。自分の思っていたことと違うからといって、それがウソとは限らないよ。わかってる、ではなくてまずは素直に聞いてみて。

その度に話をするようにしています。

なかなか大人でも難しいことなんですけどね。

幼児の言葉は一所懸命で本当にかわいい。これからも言葉に慣れず、甘えず、とびきりの言葉を楽しんでいってくれるといいなと思います。